アーマーのレジストを上げないという選択肢
アーマー使いの皆さんはリペアを二本刺していると思います。しかし罪深きかな、シングルリペアで電磁加工プレートを使い装甲を固めるという暴挙に手を染めるアーマー使いが存在するという噂を耳にしました。アマーの聖典にもアーマーリペアは必ず二本刺しにせよと記されているのに、なぜ教えに反してレジストを固めるのでしょうか。
というかレジストを高めることが有利になるにはどのくらい価格を掛ければいいのかについて考察します。
大型リペア * 電磁加工 * 電磁加工 * ダメコン
よくあるfitです。CLならFAC大型電池をMIDに積めばリペア二枚刺しの電力を賄えるので、まあ無いと思います。しかしBSは電池を賄う手段がCLよりも少ないため、アーマーリペアの数を抑えレジストを上昇させるという手を使うこともあります。
で、これはどのくらいのタンク力を出せるのでしょうか?
電磁加工はフルスキルで22.5%ダメージカット スタッキングで2つ目は19.55%カットです。ダメコンは15%カットで、3つを合わせると
(100/(100-22.5)) * (100/(100-22.5*0.869)) * (100/(100-15)) 倍のEHP/sが期待できます。
大型リペアの個数に換算すると、1.8869個ぐらいです。
これをT2からFAC品へと繰り上げすると
(100/(100-25.3)) * (100/(100-25.3*0.869)) * (100/(100-15))
となり、大型リペア2.0188個分ぐらいの性能になります。
プレートに70Mぐらいかければリペアラ2つ分ぐらいの性能になることが分かりました。
大型リペア * 大型リペア * キャパシターパワーリレー * キャパシタパワーリレー
あまり見ないfitなのかなと思います。
ソロPvEに限って言えばEHPが重要になることは無いので、レジストが低かろうが気になりません。回復量さえあればなんとかなります。なのでこんなfitが可能になるんですね。
キャパシタパワーリレーはリチャージタイムを24%減らします。ペナルティーはないようなものです。
(100/(100-24)) * (100/(100-24))
となり、キャパシタは約1.7313倍の電力を賄えます。ただしアーマーリペアは2倍の電力を消費します。これでかなりキャパシタに余裕が生まれます。
キャパシタ強化にはスタッキングペナルティが無いため、キャパシタは強化すればするほど回復量が上がります。MIDのキャパシタリチャージャーなどが生み出す電力も大きくなります。
大抵の場合は後者の方が安上がりで、キャパシタに余裕を作り出しつつ防御力も2倍にできるので好ましいです。
プレートをFACにしても防御力が2倍程度までしか上昇しないのであれば、その選択は魅力的とは言えません。DED品にすると価格こそ上がるものの、回復量による恩恵が大きくなってきます。160M程度プレートにお金をかけると良い感じになってきます。